ガキの頃からいつも 聴かされた 漁師の技の 自慢話 今じゃ俺の支えとなって 守ってくれる親父の心 めざす漁場は 熊野灘 荒波越えて 男の海へ
波をくだき船団 岬を越えて 灯船の明かりに 血が騒ぐ 網引く腕に飛沫と汗が にじむ男の晴れ舞台 大漁旗上げ 舵を取る 戻る漁港は 魂(こころ)の港